2014/12/28

親ガニご飯モーニング

 鳥取でカニといえば松葉ガニともうひとつ、親ガニなのです。
親ガニとは松葉ガニ(ズワイガニ)のメスのこと。
小ぶりだけど卵がたっぷりで、みそ汁や炊き込みご飯にすると
いいだしが出てとっても美味しい。
前の晩にせっせと身をほじくり出して、朝から親ガニご飯を炊きました。
今年のクリスマスモーニングは親ガニご飯。偶然だけど。
殻ごと炊き込むのが主流のようだけど、生きたままのカニが売っていたので
買ったその日に調理したくて夜の間に茹でてしまった。
久々に食べたら小さい頃によく食べていたのを思い出して懐かしい気分。
シーズン中にあと何回食べられるかな。

新しい家の近くにはいい産直もいいスーパーもなくて、
野菜は鳥取の市街地のほうにあるわったい菜という八百屋さんまで買いに行っている。
そちらの店長さんが知り合いの知り合いで(鳥取は時々恐ろしくなるくらい
世間が狭いのである)仲良くしていただいていて、
いいお店があってとてもうれしいのだけど、家から車で30分と少し遠い。
卵やお肉、調味料などは鳥取市のこれまたちょっと離れた別のお店に行くか、
倉吉の実家に行ったついでに産直やスーパーで買って帰っている。
魚介類だけは、近海物を選べば最寄りのスーパーでも新鮮でおいしいものが手に入る。
実家でもらってくる野菜は、知り合いの農家や家庭菜園のものばかりで、
どれもこれもおいしい。

小島家のメンバーは新入りも含めて食いしん坊ばかりなので、
食材の調達は生活の中でかなり重要。そんなわけで、いろいろと考える。
結局のところ、その時その時で手に入るものの中でやれるだけのことを
やるだけなのだけど。
でもやっぱりたまには、都会的な、選りすぐりの食材の揃うスーパーにも
行きたいよねー。




































2014/12/27

芸術家の心

ここのところ、うれしいことに本を読む習慣が戻ってきている。
育児が始まってからというもの、なんとなく余裕がない気がして、
まとまった文章を読む気になれないでいた。
小さい人がいると自分に使う時間が極端に少なくなるので、日々の息抜きにと
お風呂にファッション誌を持ち込んでぱらぱらめくってはいたのだけど、
雑誌の中で文章を探して読んでいることにふと気がついて、
それなら本を読めばいいじゃないかと。
それからは毎日お風呂の時間が読書の時間。至福の時であります。
引っ越しの荷物をまとめている時に、あまたの本の中から
今読みたい本はどれだろうと考えてほんの数冊取り分けていた中から、
まずは読みはじめている。

今日読み終わった物語がすごくよくて、この本を紹介したい友人の顔が
ぽんぽんぽんっと何人か浮かんできた。
一年半ほど前だったら、仕事終わりにTANZENに行ってワインを一杯飲みながら
おかちゃんに、ねぇ、この本知ってる?って聞いてたなぁ。
今はあの場所に白線文庫もなければ、TANZENもないのだ。不思議。
黒磯の町はどんどん変化していて、なくなったお店もあれば、新しくできたお店もある。
TANZENはもうないけど、代わりにKANELがどんどん楽しくなっていってるのは
遠くにいても伝わってくるし、白線はなくなっても、黒磯にまた新しい古本屋のできる
準備が着々と進んでいるみたい。
次に黒磯を訪れるのが本当に楽しみ。

すごくよかった物語というのが、イサク・ディーネセンの『バベットの晩餐会』
本を読むことが好きで、美しい文章に胸を震わせるのが好きで、
腕をふるった美味しい料理で人をもてなすのが大好きな、あの人やこの人に教えたい本。
このブログを読みながら私のことかも、と思ったあなた、
機会があったらぜひ読んでみてください。えみさんとか。おかゆちゃんとか。
本を読むのってやっぱりいいね。











2014/12/16

引っ越しました。

みなさん、お元気ですか。
十数年ぶりに、鳥取県民になりました。

小玖有さんも新しい家に慣れてきたようで、のびのび。
引っ越し前夜にゼロヨンで手に入れたペンドルトンのブランケットは、
家族三人つつましく、川の字寝にぴったりのサイズ。
引っ越しを機にたくさんのものを人に譲って減らしてきたので、
身の回りにあるもののほとんどが厳しい審査を通り抜けたお気に入りのものばかり。
ベッドは狭い階段を通り抜けるために簡単なすのこタイプのものを新調したのだけど、
シンプルな作りで組み立ても簡単。寝心地も良く、なかなかいい買い物だった。
いずれは子どもたちに使ってもらうつもり。
テーブルはカランセで尾崎さんにすてきなものを作ってもらったし、
木製のハンガーラックは近所の奥田家具にて。
なんと歩いて数分のところに北欧家具や丁寧に作られた日本の家具を販売している
家具屋さんがあったのである。
こんな田舎の中の田舎に、奇跡的に。
あとはエフスタイルでラグを作ってもらったら完璧だ。
引っ越しの道中、新潟に寄ってエフスタイルにお邪魔しますって言ってたのに、
日が合わなくて結局行けなかったのは心残り。
鳥取から新潟は遠いなぁ。

新居は築浅のアパートで、前の家とは比べ物にならないほどあたたか。
私たちにはなんだか贅沢に思えてしまうのだけど、
でもやっぱり冬は家があたたかいのがなによりうれしい。
外は雪がどっさり積もっていても、家の中はぬくぬく、
おいしいコーヒーをいれて、ほっと一息。
なんて、赤ん坊のいる生活ではそんな優雅にはいかないわけだけれど。

さてさて、まずは暮しを整えて、土地を知って、場所を決めたら、
しっかり働かないとね。
働くのが楽しみで楽しみでしかたない。
そう思えるためにも、育児休暇っていいものだなぁ、なんて。
小島家はただ今、人生のバカンス中。
黒磯のみんなー、カニでも食べにおいでよ。
昨日迷った末に買ったカニ用フォークは工房アイザワのものでした。
カニ用なんてのも作ってるのね。
持ち重りのするカニフォークを洗いながら、
しっかり手応えのある、いいものに囲まれて暮らせるのって幸せだ、と思う。
買った時だけじゃなく、使いながらじわじわうれしいものがいい。
必要以上のものはいらない。いいものを少しだけ。