2013/11/02

歯科矯正 調整10回目

月に一度の歯の矯正治療の調整日である。
今年の二月から装置をつけ始めて、今回で10回目の調整だ。
先月からゴムかけが始まって、最初の頃はつわりも相まってか
夜も眠れぬほどつらかったものである。
今ではもう、ゴムをかけたまま食べ物を口に運ぼうとしてしまうくらい
違和感なく慣れてしまっているのだけれど。(人の順応性ってすごいのだ)

ひとつひとつの歯についた装置にワイヤーで引っかかりを作って、
左右それぞれ前から3番目の歯に上下に渡すようにゴムを引っ掛けている。
歯のでこぼこを取るためにひとまず外側に広げた歯並びのアーチを
内に戻していくための作業である。
外側にアーチを広げるということは、歯がそれまで以上に外に出てくるということだ。
矯正治療を始めてから、八重歯から出っ歯になってしまっていたのだ。
噛み合わせもちぐはぐで、これは心底つらかった。
それを内側に戻す作業とあれば、俄然やる気がでるというもの。
ゴムは食べるときと歯磨きの時以外はずっとつけておいてくださいとのこと。
しゃべると結構目立つのだ。ガムを噛んでるようにも見えるという感じ。
接客中など初めは少し気になったけど、もはやこれにも慣れてしまった。

実は先月の調整日、歯医者へ行く日ということをすっかり忘れていて、
10時半の予約だったのに、11時くらいに院長先生から直々に、
「こじまさーん、さかもとですー。今日、来られますか〜。」と、
電話がかかってくるという失態を演じているのである。
もちろん、今すぐ行きますっと、すっとんで出かけたのだが。
そういうわけで今日は、忘れてはならない、遅れてはならない、と早足で向かう。

時間通りに着いたので、すぐに診察開始。
自分でも今回は歯が大きく動いた実感があったのだが、
矯正医の先生にも「ゴムかけ、よくがんばりましたねー」と褒めていただく。
そういえば大人になって他人からがんばりを褒められることってなかなかないので、
なんだか妙にうれしかったりして。
上下の歯型を取って、下の歯のワイヤーを取り替えて終了。
今月も同じ位置でゴムかけは続くようだ。
でももう慣れてしまっているので平気。
むしろ、どんどん歯が動いていく実感があるので、楽しいくらい。

歯の矯正を始めたのも、体を整えるために出来ることは
なんでもしてみようと思ったから。
長年ひどい肩こりと、肩こりからくる頭痛に悩まされていて、
噛み合わせがよくないことも原因のひとつなのかなと思い、
親知らずが痛んだのをきっかけに、矯正治療を始めることにした。
それまでは、親知らずを抜くというのが恐怖だったので
矯正治療に気安く踏み込めないでいたのだが、
痛みだしたら抜かなきゃしょうがない。
それなら矯正もしよう!という、なんだか変な思考回路だが、
結果、30代を目前に歯科矯正を始めたというわけなのである。

始めてからは、何度も何度もつらい時期があったのだけど、
やっと、うっすらとゴールが見え始めて来たのかな、というところ。
これからはたぶん微調整に時間がかかるのだろうけど、
以前のようにダイナミックに噛み合わせが変わっていくことはもうないはずなので、
峠は越えたのだと、ほっとしている。
今思えば、歯科矯正中のつわり、というのは
かなり最悪な組み合わせだったような気がする。
まぁでも人って大概のことは乗り越えられるのだ。
矯正は自分でやると決めたわけだし、つわりは勝手にやってくるし、
乗り越えなきゃしょうがない、ということもあるけれど。

それにしても、矯正終了後はストレスなくものを噛むことができて、
ごはんもこれまで以上においしいのだろうなぁ。(結局、考えるのは食べること)
そうやって楽しいことを考えながら、もうしばらくがんばるのだ。